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【外部モニター徹底比較〈第3回〉】31.5 インチ 4K “コスパ王”と Mini-LED/OLED ハイエンドをわかりやすく

この記事の読みかた

  • なるべく専門用語を避け、難しい言葉にはかんたんな注釈を付けています。
  • 価格リンク(Amazon/楽天/Yahoo!)は 2025/5/22時点の価格です。リンク名は「値段」ですが、クリックすると各ショップの最新ページへ飛びます。
  • フォントサイズ 16 px・行間 1.6 em のレイアウトは、前回と同じく「gadgefin.com/monitor-comparison1」を参考にしています。

1. 31.5 インチ 4K ―― まずは “早見表” で全体像をチェック

モデルバックライト★AHDR★B色の広さ★C主な端子スピーカー参考価格*購入リンク
BenQ EW3270UVAHDR10 / HDRiDCI-P3 95 %USB-C / DP / HDMI×22 W×2¥54,800¥118,885 / 楽天 / Yahoo!
Philips 328E1CAVA 曲面1500RHDR10sRGB 120 %DP / HDMI×23 W×2¥37,800¥37,800 / 楽天 / Yahoo!
AOC U32P2CAVAsRGB 106 %USB-C 65 W / DP / HDMI×23 W×2¥59,800¥59,800 / 楽天 / Yahoo!
ASUS ProArt PA32UCX-KMini-LED 1152 分割HDR10 / Dolby Vision / HLGAdobe RGB 99.5 %TB3×2 / DP / HDMI×3¥289,800¥289,800 / 楽天Yahoo!
LG 32EP950-BOLEDHDR10Adobe RGB 99 %TB3 / DP / HDMI¥419,800Amazon / 楽天 / Yahoo!

★A バックライト…画面を光らせる方式。Mini-LED は細かく光を制御でき、OLED は自発光で真っ黒が出せます。

★B HDR…明るい所と暗い所を同時にくっきり映す技術。

★C 色の広さ…数字が高いほど“本物に近い色”を表示できます。

推奨モデルを絞り込むときの“8 つのものさし”

#評価軸具体的に見たポイント
① 画質の基礎体力解像度(4K)、画素密度(PPI)、コントラスト比31.5″なら 4K が“文字の見やすさと作業領域”のバランスが良い
② 色の正確さsRGB / Adobe RGB / DCI-P3 カバー率、ΔE(色ズレ)写真・動画編集にも転用できる「汎用性」を確保
③ 接続の便利さUSB-C 給電(60 W 以上)、ポート数、KVM の有無在宅ワークで“ケーブル 1 本”運用を実現できるか
④ 価格と入手性実売価格、国内在庫、保証期間「買いやすさ」「故障時の対応」を重視
⑤ HDR 体験HDR10 / Dolby Vision/ピーク輝度映画・ゲーム用途で“黒つぶれ”や“白飛び”を防げるか
⑥ パネル方式VA/IPS/Mini-LED/OLED IPS→色安定、VA→コントラスト、Mini-LED→高輝度、OLED→黒の深さ
⑦ 疲れにくさ曲率(R 値)、輝度自動調整、ブルーライト対策長時間作業でも首や目がラクかどうか
⑧ 拡張性と静音性モニターアーム対応、VESA マウント厚、ファン騒音将来のレイアウト変更・静かな深夜作業に耐えられるか

どう重みづけたか?

  1. まず必須条件(①〜④)を満たすモデルだけをリストアップ
    • 例:USB-C 給電がない 4K モデルは「ノート 1 本運用」に合わないため除外。
  2. 加点条件(⑤〜⑧)で“尖った強み”を評価
    • Mini-LED は高コストながら HDR 対応・高輝度で大幅加点。
    • OLED は黒の深さと静音ファンレスで加点。
  3. 用途別シナリオに当てはめて最終決定
    • 「映画重視」≒HDR&黒の深さ>高速リフレッシュ
    • 「FPS ゲーム重視」≒144 Hz 以上、入力遅延の少なさ

推奨 5 台に当てはめると…

用途シナリオ採用モデル満たした主な評価軸
映画+普段使いBenQ EW3270U①②③④⑤⑦
最安 4K & 曲面Philips 328E1CA①③④⑦
在宅ワーク特化AOC U32P2CA①②③④⑧
HDR グレーディングASUS PA32UCX-K①②③⑤⑥⑧
真っ黒の映像美LG 32EP950-B①②③⑤⑥⑧

「どの項目を重視するか」は読者ごとに違います。

迷ったら 必須条件をクリアしたうえで、⑤〜⑧のどれを最優先したいか を決めると、自分に合った 1 台が見つけやすくなります。


2. “コスパ王” 徹底比較 ―― BenQ EW3270U vs. Philips 328E1CA

2-1  BenQ EW3270U ―― 映画と普段使いのバランス◎

  • HDRi:部屋の明るさに合わせて画面を自動調整。夜でもまぶし過ぎず暗過ぎない。
  • USB-C Alt Mode:映像をケーブル 1 本でノート PC へ。給電は 60 W、MacBook Air クラスなら十分。
  • 向いている人
    • ネット動画をいい画質で見たい
    • 写真編集は趣味レベルだが、色にもこだわりたい

2-2  Philips 328E1CA ―― 曲面で “包み込まれる” 入門 4K

  • 曲率 1500R:画面端が少しこちらへ傾くので、首を振らずに全体を見渡しやすい。
  • sRGB 120 %:Web 制作や書類の色が“濃すぎず薄すぎず”自然。
  • 向いている人
    • 4K を最安で体験したい
    • Excel・ブラウザを開きっぱなしにして作業したい

2-3  AOC U32P2CA ―― ケーブル 1 本で在宅ワーク特化

  • USB-C 65 W + KVM:会社ノートと私物 PC をボタン 1 つで切替え。
  • sRGB 100 % 超えで PowerPoint の色も安心。
  • 向いている人
    • ケーブルを減らして机をスッキリさせたい
    • 職場 PC と自宅 PC を 1 台のモニターで使い分けたい

3. Mini-LED と OLED ―― ハイエンドの選び方

項目Mini-LED(PA32UCX-K)OLED(32EP950-B)
明るさピーク1200 nit(昼間の窓際でもくっきり)400 nit(暗室向き)
黒の深さ良い(コントラスト 100万:1)完璧(∞)
色ムラとても少ないほぼゼロ
焼き付きリスクなし要スクリーンセーバー
ファン音低速ファンありファンレス静音

結論

  • Mini-LED:昼間の明るい部屋で HDR 映像を正確にチェックしたいプロ向け。
  • OLED:暗めの作業部屋で映画やドラマを“真っ黒”で楽しみたい人向け。静音も魅力。

4. 実践レイアウト ―― 31.5″4K + 27″QHD 縦置き

┌──────────────31.5" 4K──────────────┐
│    動画タイムライン / RAW 現像 / 資料チェック    │
└────────────────────────┘
           ║  USB-C 90 W
┌─────────27" QHD 縦────────┐
│ Slack / PDF / ブラウザの縦長記事 │
└──────────────────┘
  • モニターアーム:耐荷重 12 kg 以上(Mini-LED は重いため)
  • 発熱対策:OLED は背面に熱がこもりやすいので壁から 10 cm 離す

5. 用途別 “この 1 台” 早見表

目的ベストチョイスひとことで
写真とイラスト制作ASUS PA32UCX-K印刷に近い色を確認できる
YouTube 4K HDR 編集LG 32EP950-B黒が深く動画映え
ゲーム + 仕事両立AOC U32P2CA65 W 給電 + KVM
映画重視のコスパ派BenQ EW3270UHDRi で楽に見やすい
“とにかく安い 4K”Philips 328E1CA4 万円以下で曲面 4K

よく出てくる単語のプチ解説

  • cd/㎡(カンデラ毎平方メートル)…画面の明るさを示す単位。数字が大きいほど昼間でも見やすい。
  • nit(ニット)…cd/㎡と同じ意味。
  • KVM…1 組のキーボードとマウスで 2 台の PC を切り替えて操作できる便利機能。
  • ピーク輝度…HDR 映像で一瞬だけ光る最も明るい部分の明るさ。

次回予告(第4回)

モニターを 2〜3 台組み合わせた「最強デスク」実例と、配線・アーム選びのコツを解説します。質問はコメント欄へどうぞ!


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